白山市議会 2021-09-24 09月24日-05号
ところで、市監査委員の審査意見書に、当年度は大型の普通建設事業が多数実施されたこともあって、新発債の発行額が既発債の償還額を上回り、市債残高は特別会計を合わせて853億円弱に上っている。公債費は将来世代に過度な負担を残すことにならないよう計画的な発行に努める必要があるとあります。
ところで、市監査委員の審査意見書に、当年度は大型の普通建設事業が多数実施されたこともあって、新発債の発行額が既発債の償還額を上回り、市債残高は特別会計を合わせて853億円弱に上っている。公債費は将来世代に過度な負担を残すことにならないよう計画的な発行に努める必要があるとあります。
ただ、本当に毎年度毎年度、既発債の元利償還と新発債の現状の見込みであるとか、標準財政規模の今後の増減の要因の分析とか、あと普通交付税の歳入額の見込みであるとか、そして決算見込みをにらみながらの繰り上げ償還の可能性、そして幾らできるかということを鑑みながら、毎年毎年、少しずつではございますけれども10%、なるべく早目に切れるように努力は努めていきたいと思っております。
最後に、以後も実質公債費比率を保っていけるか、その見通し、そして、新たな財源とのことでございますが、引き続き繰上償還の実施や、新たな借金、新発債の抑制を行うことによりまして、公債費の適正化に努めてまいりたいと考えております。さらに、産業の振興による税収の確保を図りながら、不断の行政運営の効率化と、財政の健全化に努め、持続可能な財政運営を行ってまいりたいというふうに考えております。
かねがね公共事業の適正規模というものを模索してまいりまして、また一方で既発債の繰り上げ償還をやるというようなことをいたしまして、実質公債費比率を抑えてきたわけでございまして、この数値の危険範囲と言われるのは18%という数値なんでありますが、その数値の半分以下に抑えることができたと、こう思っております。
20年度までに160億円の償還を実施するつもりでございまして、一方、既発債の償還額は、こうしたことで平成20年度がピークになると思っていまして、20年度を過ぎれば減少に転じて実質公債費比率や起債制限比率も小さくなってくる、こう思っておりまして、計画どおり進めていますので心配は要らない、そう思っています。
また、実質公債費比率にありましては、既発債の繰り上げ償還をするというようなことをいたしておりまして、安全と言われる範囲内にあるということでございます。経常収支比率とか、あるいは実質公債費比率というのは、一つの計算式があるわけなんですが、その分母が税等の一般財源ということです。分母が大きくなりますと数値は小さくなる。
今後とも新規の発行はできるだけ抑えていく、そして既発債の償還も心にとどめておく、こんなことも考えながら適正な財政運営に努めていきたいと、こう思っています。 単独事業も大変に多くなるので、基金をもっと充実するようにと。仰せのとおりでございまして、本市の基金残高は他都市に比べますと決して高い水準にはございません。